2013年2月6日水曜日

ロシアで地球全体を隕石の脅威から守るシステムが開発されている


ロシア、小惑星に「カプカン」打ち上げ

エレーナ コワチチ
4.02.2013, 19:02
   ロシアで地球全体を隕石の脅威から守るシステムが開発されている。小惑星アポフィスとの衝突の危機が回避されたばかりであるが、この小惑星は2029年に再び地球に接近する。NASAによれば、地球にとっての潜在的な脅威をはらむ直径100m以上の小惑星4万7000個が地球から800万km以内に散在している。理論上、21世紀中に11の衝突が見込まれ、うち4件は2050年までに起こるとされる。
   招かれざる客から地球を守る最良の方法が探求されねばならない。ロシアの学者らには、危険な事態に対する独自の行動計画が存在する。マケーエフ名称国立ロケットセンターのセルゲイ・マハニコフ代表はそう語っている。   ―これら危険な天体を破壊するという選択肢がある。つまり、浮浪小惑星をより細かな破片にまで砕く装置、あるいは小惑星の軌道を変更させるような装置のことだ。